サジーベリーとは

サジーベリー(サジー)は、ユーラシア大陸の中・北部に広く生息しているグミ科の果物です。
品種は多様で、生息地域によって形や色、大きさ、呼び名が異なります。
サジーの歴史は非常に古く、約7000万年前から存在している「太古の植物」と言われています。

フィンランドなどでは、昔からジャムや果実酒などに利用されてきました。
食用だけでなく、健康食品や化粧品としても広く使われています。
サジーは「果実、果皮、種、オイル、葉、枝」といった多くの部分が利用可能です。

主な生息地は「乾燥した砂地」といった、植物が育ちにくい場所です。
寒さや乾燥、塩分にも強いため、西欧では海岸、中央アジアでは乾燥地や高山に分布しています。
残念ながら、日本には自生していません。

サジーベリーはその生命力の高さから、栄養価も非常に高いことで知られています。
「スーパーフルーツ」とも呼ばれ、今では世界中で注目されています。

サジーベリーには200種類以上の栄養素が含まれています。

ビタミンA、C、Eなどのビタミン類、鉄分をはじめとするミネラル類、アミノ酸類、フラボノイド類、
カロテノイド類、リンゴ酸、キナ酸などの有機酸類、不飽和脂肪酸類、植物ステロール類、
食物繊維等など、サジーベリー(サジー)は、果実や果皮、オイルにいたるまで、栄養素が余すことなく含まれています。

サジージュースで使用している原料(サジーピューレ)に含まれる
代表的な含有成分
ビタミン ビタミンA、C、E、B2、B6、K1、葉酸、ビオチン 他
ミネラル 鉄、カリウム、カルシウム、亜鉛 他多数
アミノ酸 アルギニン、リジン、ヒスチジン、フェニルアラニン、チロシン、ロイシン、イソロイシン、
メチオニン、バリン、アラニン、グリシン、プロリン、グルタミン酸、セリン、スレオニン、
アスパラギン酸、トリプトファン、シスチン、ヒドロキシプロリン
ポリフェノール・フラボノイド ケルセチン、ルチン、ミリセチン、ケンフェロール 他多数
カロテノイド α-カロテン、β-カロテン、γ-カロテン、ルテイン 他多数
有機酸 リンゴ酸、キナ酸 他多数
脂肪酸 α-リノレン酸、リノール酸、オレイン酸 他多数
植物ステロール β-シトステロール、カンペステロール、イソフコステロール 他多数
糖鎖 キシロース、マンノース、ガラクトース 他
その他 食物繊維、ベタイン 他多数

成分分析一覧はこちら⇒
日本サジー協会「サジージュースの栄養素」(外部サイト)